文化財保護・芸術研究助成財団/文化庁
3.11「東日本大震災」で被災地の貴重な文化財が危機に瀕しています。皆様のお力添えで日本の文化財を助けようではありませんか!!

以下、文化財修復事業のイメージです(注:これらの事業だけに使われる訳ではありません。) ご寄付いただける場合は金額をクリックしてください。

旧有備館及び庭園

宮城県大崎市にある仙台藩の学問所であった旧有備館及び庭園は、元禄4年(1691)に創建された江戸時代を代表する学校建築です。平屋建て・茅葺の書院造りの主屋は、現存する江戸時代の学校建築としては最古のものでしたが、残念ながら倒壊しました。早急に修理を行い、往時の学問所の姿を復活させようと考えております。

地震前

地震後

香取市佐原伝統的建造物群保存地区

千葉県香取市佐原伝統的建造物群保存地区は、利根川の下流域に位置する商家町です。今回の地震により、多数の町家や土蔵で屋根瓦の落下や漆喰壁の崩落などの被害がありました。これらの修理を早急におこない、貴重な町並みを甦らせようと考えています。

地震前

地震後

高田松原

岩手県陸前高田市の高田松原は、1667年から植林され、7万本で見事な松原を形成していました。今回の津波によってほとんど滅失しましたが、たった1本だけ残りました。この松が多くの人々を勇気づけています。この松を復興のシンボルとして保全するとともに、土壌を改良したうえ新たな植林を開始し、もう一度7万本の松並木を再生させようと考えています。

地震前

地震後

博物館施設収蔵品(※なお、被災文化財救援事業の対象には、美術品や自然史資料等も含まれます。)

宮城県にある石巻文化センターは、十数万点の民俗資料や地元出身の彫刻家の作品など、地域の生活文化の記憶として欠かせない歴史的な文化遺産を保管・展示していました。今回の地震と津波により、収蔵品の多くが毀損し、海水に浸る被害を受けましたが、専門的な文化財関係団体の手で救出して適切な処置を行うことで、地域の方々が笑顔を取り戻す一助となることを願っています。

被害の様子

被害の様子

文化庁長官からのメッセージ文化財は私たちすべてにとって、祖先から受け継いだ貴重な共通の遺産であり、私たちの精神を支えるものです。私たちの知識、技術そして能力を最大に結集し、被災した文化財の保護に全力を尽くすのはまさに今この時です。すべての文化財を保護することは困難ではありますが、できる限り多くを守り、被災地の人々の心を癒すためにも、皆様の温かいご支援をいただければ誠に感謝の念に堪えません。文化庁長官近藤 誠一