財団の活動事例

文化遺産国際協力コンソーシアム

 人類共通の貴重な財産である文化遺産の中には、紛争、環境破壊、自然災害などにより存在の危機に面しているものも数多くあります。
 わが国においても、2006年6月に通常国会で「海外の文化遺産の保護に係る国際的な協力の推進に関する法律」が成立し、文化の面で国際貢献することに積極的に取り組んでいます。
 そのような中、東京文化財研究所に事務所を置く“文化遺産国際協力コンソーシアム”が設立されました。
 文化遺産の保護に携わる行政機関、民間団体、研究機関、研究者たちのネットワークを構築し、情報収集と提供を図り、国際協力推進のための共通基盤つくりを目指しています。
 当財団も、“文化遺産国際協力コンソーシアム”の一員として、世界における多様な文化の発展に貢献できるよう、「文化の面で国際貢献を」という基本理念を掲げ、今後、一層の努力をしていきたいと思います。

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